その他

ちょっと珍しい同伴出勤?

こんにちは、受付の高橋です。
今回は、スタッフのペットをご紹介します。
ほとんどのスタッフがペットを飼っていて、毎日スタッフと一緒に出勤しているペットもいます。
その中にセキセイインコのラズリちゃん(1才♂)がいます。

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トリミング室の前を通った時、窓から覗く鳥カゴに気付いた方もいらっしゃると思います。

「トリミング室に何故インコが???」と質問された方もいらっしゃいますが、スタッフのペットです。

トリミング室に犬や猫がいても、ドライヤーの音がしても平常心の強者です。

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ラズリちゃんは声をかけると寄ってきますが、直ぐに自分の世界に入ります。

カゴの中にある沢山のおもちゃで器用に遊びます。(一見、おもちゃに紛れて本人がわからない時があります。)

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また、お喋りも上手で色々喋ります。

スタッフの名前も喋ることができます。(残念ながら飼い主の名前は喋りません。)

 そして、トリミング室での放鳥タイム!

人も犬も猫も、怖がりません。(むしろ狙ってきます。)

少しの間、楽しく遊んでから帰宅します。

 

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以上、見ていて飽きない可愛いラズリちゃんをご紹介しました。

 

ご挨拶(埼玉動物医療センター 院長 林宝謙治)

ご挨拶       

埼玉動物医療センターのホームページをご覧の皆様、ありがとうございます。院長の林宝謙治と申します。
この度ホームページのリニューアルに伴いブログも開設致しましたのでご挨拶申し上げます。

当施設は、1997年2月7日に開業して今年で17年となりました。
開業当初はとにかく目の前の動物を治す事だけを考えてがむしゃらに診療をしていたように思います。
自分なりに努力してきたつもりですが、多くの失敗もしてきたと思います。同じ失敗を繰り返さないためにスタッフと協力し、話し合いながらここまでやってきたつもりです。
気がついたら2名で始めた病院が今ではスタッフが40名以上の大きな病院に成長していました。
昔は全ての診療を自分で診ていましたが。近年では、若いスタッフも育ち、専門診療も充実してきています。

整形外科、神経科、眼科、循環器科、皮膚科の専門診療を専門の獣医師に任せる事で私は腫瘍科に専念できるようになりました。
また、当施設の特徴は総合診療科の充実です。

総合診療科では一般内科、一般外科を中心とした各種診療を行っております。

健康診断や予防接種などの一般診療はもちろん、各専門診療科への窓口にもなります。
体調が悪いけど、どの診療科を受診すればいいのかわからない、専門診療科を受診するべきなのかわからない、などお困りの際はまずは総合診療科を受診していただけるといいと思います。
人間の病院でも最近は総合診療医の重要性が見直されてきていますが、動物でも同じだと思っています。
当施設では総合診療科が核となり、専門診療科と連携し診療を進めて行く事を目標にしています。

そしてもうひとつの特徴がリハビリテーション科です。
当施設のリハビリテーション科は、C.C.R.Pという米国テネシー大学の認定資格をもった獣医師と、同じくC.C.R.Pを取得しているリハビリテーションの専門家である理学療法士が核となり、評価と理論に裏打ちされたリハビリテーションの提供を行っています。

まだまだ発展途上の病院ではありますが、スタッフ一丸となってまた、ご紹介していただくホームドクターの皆様と協力しあいながら、動物とそのご家族のために努力を続けていく所存です。

私個人としては1頭でも多くのがんの動物を完治させるべく努力と勉強を続けていきたいと思っています。
現代社会において動物と人間の絆は非常に重要視されるようになっています。多くの人が一緒に暮らす動物をペットではなく、コンパニオンアニマル即ち家族の一員と考えるようになりました。
そのような考えから家族である動物ががんを患った際にも積極的に治療を考える人が増えているように思います。

自分の大切な家族ががんを宣告された時に、たとえ根治が望めないケースでもできる限り痛みや苦しみを少なくしてあげたいと願うのは当然の事です。
犬の約半数はがんで亡くなります。
猫の死因の3分の1ががんである事が疫学調査で明らかになっています。
我々臨床家にとって「がんは治らないから」とはもう決して言えない時代になったと思います。

 

 

 

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