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歯科

歯科のご案内

近年2歳以上の犬猫の80%は歯周病というデータが示されています。歯周病というのはその名の通り歯の周りの病気ですが、実は歯茎が腫れるだけではなく顎の骨が溶ける病気なのです。歯周病によって自然に顎の骨が折れてしまったり、鼻から膿が出てきたり、目の下が腫れてしまうこともあります。このような重度の歯周病になってしまうと抜歯しか選択肢が無いことも多いですが、早期に歯周病を発見できれば歯周組織を再生させる治療を行なうことも可能です。お口の中は普段良く見えない部分だからこそ「口臭が出てきた、歯茎に赤いところがある」等の症状があれば早め早めにチェックしてあげてくださいね。 また、歯周病だけではなく、硬いものを噛んで歯が折れてしまった場合は放置しておくと中の神経が腐って痛くなるだけではなく膿が溜まって顔が腫れてしまうこともあります。今までは抜歯を選択することも多かったと思いますが、適切な方法で歯の神経を取る治療をすれば高い確率で歯を残すことも可能になりました。

当科では神経を取る治療や猫の歯肉口内炎に対する抜歯など難易度の高い治療だけではなく、全ての歯科処置に対し歯科手術用顕微鏡を用い、肉眼では不可能な細やかな手術を実施しております。

 

診療について

診察日

基本的に月に2回、連続した「日・月・火曜日」の3日間(不定期)。

 

<対応出来る診療内容>

樋口:特別歯科診療(歯牙保存外来、歯内療法、破折、歯周組織再生療法等)

佐知:一般歯科(抜歯、歯周病)

樋口と佐知は対応出来る診療内容がちがいますので、対応可能な診療日をご確認ください。

完全予約制になっておりますのでお電話か受付にて事前に予約をお願い致します。

→診療時間や休診日、時間外診療など、詳しくはこちら

担当獣医師のご紹介

樋口翔太(獣医師・歯科医師)

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  • 所属 D.V.D.S.(獣医歯科出張診療)
  • 比較歯科学研究会会長
  • 2011年 朝日大学歯学部卒業
  • 2016年 酪農学園大学獣医学部卒業
  • 2016年 福岡大学病院歯科口腔外科にて研修
  • 2017年 歯科医院に勤務、獣医歯科診療を開始
  • 2019年 UCLAエンドメンターシッププログラム終了
  • 2020年 比較歯科学研究会設立
  • 2021年現在 全国7施設で出張歯科診療を行っている

佐知本気(獣医師)

山口大学共同獣医学部獣医学科卒業