眼の病気
角膜潰瘍
角膜(いわゆる黒眼)に傷がついた状態を角膜潰瘍といいます。はじめは小さな傷でも、悪化すると穴があいてしまう(角膜穿孔)こともあります。角膜 の傷の状態の確認には、特殊な染色液を用います。また、細胞診を行い、感染の有無を評価します。失明に至ることもあるので、小さな傷でも油断せずに、適切 な診断と治療を受けるようにしましょう。
角膜潰瘍
細胞診:細菌感染が認められます
角膜穿孔
結膜フラップ術後
犬の白内障
犬の白内障は、人と異なり若齢に発生することも多い病気です。早期に発見して、適切な治療を行わないと、目の炎症や緑内障、網膜剥離などを引き起こして、完全に失明してしまうこともあります。
白内障術前
術後
ソブリンコンパクト(AMO)
犬の緑内障
緑内障とは、眼圧の上昇などにより視神経がダメージを受けて、失明してしまう病気です。犬の緑内障は進行がとても早く、数日で失明してしまうことも少なくありません。目を痛がる症状がみられたら、できるだけ早期に受診して下さい。
緑内障
前房シャント術後