スタッフブログ
我が家の猫トイレ事情
こんにちは、受付の神宮です。
今回は我が家の愛猫リッツのトイレのお話をさせていただく事にしました。
リッツ(現在8歳)は1歳前からトイレ以外で用を足す事が多くとても悩まされました。
その頃既にトイレが二つありました。
両方のトイレに行ったり来たりしますが、何もせず出てきては私の顔を見ながら「ここでしちゃうよー」と言わんばかりに泣いて色々な場所でチーッとしてしまいます。
色々考えましたが特に改善される事もなく、ただ掃除がやり易いように家の中を変えていくしかありませんでした。
寝ている時、顔に雨?が降ってきて飛び起きた事もあります。
お洗濯も大変ですし、夜中だと寝不足になる事も少なくありません。
ところがある事がきっかけでトイレの位置を変える事になり、その二つのトイレの動線にもう一つ用意してみました。
すると行ったり来たりしているうちに、気づいたのでしょうか、吸い込まれるように新しいトイレへ!
何故かそれから粗相もかなり減り、今は大と小、時間や気分で毎日3個のトイレ使い分けています。
人と猫、生活を共にしている以上困ったことは解消していければいいですね。
我が家は何年もかかってしまいましたが、これからもリッツとの生活を楽しみたいと思います。
クーラーの効いたお家の中で運動してみませんか?
こんにちは、看護師の後藤です。
最近暑い日が続きますね~、いつの間にか夏になってしまったような感じです。
これからもっと暑い日が続くと思いますのでみなさん体調に十分気をつけていただければとおもいます。
暑い日お散歩の時間が短くなりますね.
日差しの弱い夜中や明け方に散歩に行ければ問題ないと思いますが、生活のリズムは皆さんそれぞれなので中々そうしたことが出来ない方も多くいらっしゃるとおもいます。
そんな時にはクーラーの効いたお家のなかで運動してみませんか?
家の中で運動量の確保なんて出来るの?と疑問に思われるかたもいらっしゃるかと思いますが、ちょっとした工夫をしてやると十分な運動量は確保できるんです!
その① お座り→立ち上がる
場所はどこでも構いません。お座りをさせて出来るだけその場で立ち上がるという動作をすることで、人でいうところのスクワットのような運動をさせることができます。
ですが一度に連続して何十回、何百回とやる必要はありません。1日の生活の中に少しだけプラスしてあげる程度行いましょう。
その② 障害物をまたぐ
わんちゃんが行ったり来たり出来るくらいのスペースを確保します。そのスペースでちょっとした障害物をおいてそこを超えさせます。
飛んで超えるよりはゆっくり一歩一歩またぐようにして超えるとより効果が期待できます。
障害物は何でも構いませんが、高すぎるとぴょんと飛んでしまいやすくなるので始めは1、2cm程度の障害物から始めてみるといいと思います。
またその障害物も超えるのにちょっと気にするくらいのものがいいです。
柔らかすぎたり、小さすぎると気にせず踏んづけてしまうことになるので、ラップの芯や少し硬く巻いた新聞紙などがいいかもしれません。
リハビリテーション科ではこうした運動をその子にそれぞれに合ったものをご提案させて頂いています。
夏場の運動量を確保したい方、シニア犬、健康維持の運動にご興味ある方は一度獣医師にご相談の上、リハビリテーション科にお越し下さい。
メダカのこと
こんにちは、受付の内山です。
我が家では2つの睡蓮鉢で、メダカを飼っています。
1つは大人のメダカを、もう1つには子供のメダカを分けて入れていて、今年の春からかなり子供達が産まれました。
ここ何年かメダカを飼っていますが、1つの睡蓮鉢で大人も子供も一緒だったので子供が大人に食べられてしまい、全く増えませんでした。
今年は卵から分けたのが良かったのか、沢山増えたので友人にも配ったりしています。
1センチにも満たないサイズで産まれた子が、段々育って大きくなって行くのを見ているととても嬉しくなります。
メダカの学校になる位沢山の小さな命を大切に育てて行きたいと思いました
。
麻酔の話
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
麻酔科の下田です。
今回は麻酔の話をします。
皆様の大事なわんちゃん、猫ちゃんについて「手術をしましょう」と言われるとどう感じますか?
よく耳にするのは「麻酔が不安」「痛い思いをさせたくない」とういう言葉です。
私達は日々手術の際に麻酔によって悪い影響が体に出ない様に、動物が痛くない様に念密な計画を練って手術に臨んでいます。
手術中は皮膚を切ったり、出血したり、呼吸をとめたり、と色々なことが起きます。
麻酔はそれらのことが手術後まるで何もなかったかの様に本人に感じさせ、手術や麻酔の影響を術後にできるだけ残さないことが目標です。
一般的には「麻酔=眠っている=意識がない」というのがイメージかもしれません。
しかし、手術中意識がなくても、切った皮膚の痛みが残っていたりした場合は、意識が戻ってから入院室で痛みに耐えなくてはいけません。
また、「意識がない」というのと、「手術中体が動かない」というのはイコールではありません。
意識がなくても体がうごいてしまうこともありますし、体が動かなくても手術中の怖い記憶が残ることもあります。
そのため麻酔をかける時は、
- 意識がない状態
- 痛みがない状態
- 手術中に動かない状態 など
を心がけて麻酔薬や鎮痛薬を組み合わせています。
それらが上手く達成されると、手術後痛くなく、嫌な思い出や不快感の残らない麻酔が出来ます。
私達麻酔科はそんな麻酔を目指して日々努力をしています。
大切なわんちゃん猫ちゃんに麻酔をかけるのはご家族として大変不安だと思います。
何かありましたらどんなことでも結構ですので、一度ご相談下さい。
麻酔科 下田
馬のはなし
こんにちは、看護師の佐々木です。
今回は同じ動物でも大動物「馬」の話です。
私は看護師になる前に馬に乗っていました。
縁があり最近また馬に接するチャンスをいただいたので、仕事の先輩と一緒に乗りに行ってきました。
犬や猫などと同じように馬が身近な海外に比べて、日本では中々接することが少ない動物ですが、犬のように甘えたり玩具で遊んだりイタズラしたり、教えたら芸もします。
犬にドッグセラピーがあるように、馬にもホースセラピーがあります。
体は大きいですが、小さな子供や動物がそばに来ても、暴れることなく寄り添うことも出来ます。
そんな馬たちに、仕事の疲れやストレスを癒してもらってきました。
乗ってもいい運動になるし、乗らなくても癒されてお勧めですよ!
バーベキュー
先日、お昼の時間に病院の2階テラスでバーベキューを行いました。
当院は365日診療していますので、スタッフ全員でバーベキュー等に出かける事は出来ません。
なので毎年病院の2階で行います。
いつもは施設管理をしているスタッフが、午前中から黙々と準備をしてくれますので、
仕事の合間に食事がとれるタイミングになった人から、順番にもりもり食べてまた仕事に戻るという感じです
コストコで大量にお肉を仕入れました
特に一人暮らしのスタッフは、スタミナ補給のチャンス!
もりもり食べ過ぎのスタッフもいます。
彼はおにぎり何個食べたんでしょうか(笑)
院長もお肉焼けるのまっています
しっかり食べて、しっかり働きます
供血ボランティア(猫)
こんにちは、看護師の斉藤です。
私の飼い猫のむぎです。
先日貧血のねこちゃんが来院した際、供血ボランティアをしました。
むぎは性格が大人しいので、薬を使って鎮静しなくても上手に採血でき、獣医さんにも誉められました。
ご褒美に缶詰めをもらいました。
被り物を被されても気にしません。
サメが魚を食べています(笑)
当院では犬猫問わず供血ボランティアを募集しています。
興味を持たれた方は遠慮なくお問い合わせ下さい。
ネコちゃんも熱中症に注意
獣医師の福島です
気持ちの良い季節になってきました。
私の家の猫たちは風が通る涼しい場所でゴロゴロしていて気持ちよさそうです。
この時期は、まだ心地良い暖かさですが、これから雨の季節、暑い夏がやってきます。
そこで気になるのが暑さ対策、熱中症。今回はネコちゃんの暑さ対策と熱中症についてお話ししたいと思います。
(お昼寝中、気持ちよさそう~)
【ネコちゃんの暑さしのぎ】
ネコちゃんは暑さに強いイメージがありますが、いろいろな工夫をして暑さをしのいでいます。ネコちゃんは温度の変化に敏感です。
快適に過ごせる場所を探すのが得意で、暑くなってくるとなるべく涼しい場所を探してじっとしています
人のように汗をかかないので体温の上昇をこのようにして抑えています。
それでも暑さをしのげない時は、ハッハッと口を開けて呼吸をします。
このような呼吸状態をパンチング(開口呼吸)といいます。
ワンちゃんはよくやっているのを見かけると思いますが、ネコちゃんは口を開けて呼吸することはめったにありません。
この呼吸を見たらかなり危険な状態で、体温は急上昇しています。
【熱中症の症状】
ぐったりしている |
フラフラしている |
食欲がない |
下痢や吐き気がある |
呼吸がはやい |
ケイレンしている |
よだれが出る |
ショック状態(倒れている)などがあります。 |
熱中症は急性のもので夏バテとは違います。いつもと様子が違うと思ったら、すぐにお近くの動物病院に連絡して連れていってください。
【ネコちゃんの暑さ対策(熱中症予防)】
夏の暑さはネコちゃんにとってかなり危険です。
暑さ対策をしっかりして快適に過ごせるようにしてあげましょう
ポイントは水と涼しい場所の確保です。
具体的には
①エアコンをつける |
:扇風機はケガしやすいためあまりおすすめできません |
②部屋を開放する |
:涼める選択肢を増やす(お風呂・玄関なども涼しい) |
③遮光カーテン |
:2~3℃下がることが期待される |
④クールマット |
:いろいろなクール製品を試してみる |
⑤水をあちこちに置く |
:ひっくり返してもかわりがあると安心 |
⑥ブラッシング |
:余分な毛をとって熱をこもらせない |
などがおすすめです。他にも良い方法があったら教えて下さいね。
【移動時も注意】
お家の中は快適でも移動時に急に開口呼吸することがあります。
キャリーケースの中は狭い為、暑さがこもりやすいのと、いつもと違う環境になるため緊張して体温が上がりやすい状態になります。
キャリーケース内に保冷材やクールマットをひくなど工夫してみてください。
また、通常でも動物病院に行くときは緊張してしまうネコちゃんもいると思います。
いつも使っているお気に入りのタオルやマットなどを入れてあげたり、日頃からキャリーケースに慣らせる練習をしておくのも良いことだと思います。
また、うまく体温調節ができない子猫や体調の変化に気づきずらい老猫には十分な暑さ対策をしてあげましょう。
他に肥満気味であったり長毛種、お鼻が短いネコちゃんも気を付けてみてあげましょう。
これからの季節に備えて暑さ対策を万全にして、楽しく元気な夏にしましょうね。
わかりやすい診療のために
こんにちは、獣医師の平林です。
暖かくなり、過ごしやすい季節になってきましたね。
外を歩くのがとても気持ちいいです。
今日は、診療の時にみなさんにお渡ししている病気の説明書についてお話しします。
当院では、病気についてご説明する時や治療方針をご相談する時に、このような説明書をお渡ししています。
病気の特徴や、治療をするのに必要な検査内容、治療の選択肢などについて、絵や表を用いて記載しています。
もちろんこれらの内容は診察室でお話するのですが、ご自宅に戻られてからご家族の方と相談をしたり、後で振り返っていただく時に使っていただきたいと考えています。
これらの説明書は当院の獣医師が獣医学情報を集め、力を合わせて作成しています。説明書によって、かっこいい図や手書きのかわいい絵が入っている手作り作品です。
また、患者さんごとに異なる細かなことは、個別に説明書を作成してお渡ししています。
今はすべての病気の説明書があるわけではありませんが、少しずつ増やしていきます。
みなさんに、確かな情報をわかりやすくお伝えできるようにがんばります!
春ですね
こんにちは。施設管理の中村です。
桜の花もすっかり散って、だんだんと温かくなってきましたね。
桜の後には色々な花が咲いて、新緑もまぶしくなってきました。
病院の花壇も満開です。
花と共に元気があるのが、足元の雑草たちです。
毎年彼らには手を焼いています。
これから、戦いが始まります!
今回は、こみ袋6個です。
ダイエット経過報告
こんにちは。
受付の橋本です。
約半年前に愛猫ごもくのダイエット決行のブログを書かせていただきましたが、今回はその経過についてお伝えしたいと思います。
2017年4月28日現在、ごもくの体重は5.2kgになりました。
無事減量することができました。ダイエット中はご飯をダイエットフードなどの療法食に変えたり、新しくおもちゃを増やすなどしていました。この頃からご飯の好みなど、気付いたことをメモにとるようになりました。そして、上下運動のためにキャットタワーも購入しました。爪研ぎもついているのでよく利用しています。
小さな変化ですが、数字に現れるとモチベーションも上がりますね。
このまま維持できるようにがんばります。
最近お気に入りのダンボール箱です。爪研ぎもついてます。
暖かくなってくると、活動し始めるのがノミやダニなどの虫たちです
こんにちは、看護師の田村です。
寒い日が少なくなり、
だんだんと暖かい日が多くなってきましたね。
暖かくなってくると、活動し始めるのがノミやダニなどの虫たちです。
ご自宅のワンちゃん、ネコちゃんは予防されていますか?
ノミとは、犬や猫の体に寄生する代表的な外部寄生虫です。
ネコノミ、イヌノミ、ヒトノミなど、多様なノミが存在し、とがった口を皮膚に刺して吸血相手を選ばず何でも吸血します。
このノミは単にペットの血を吸うだけではありません。
血を吸うときに血液が固まらないように自分の唾液を皮膚に注入しますが、この中にアレルギーの元になるものや、細菌やウイルスなどの病原体が潜んでいるのです。
これが犬や猫には痒みを伴うだけでなく、アレルギー疾患の原因にもなります。
マダニとは、ペットの体に寄生する代表的な外部寄生虫です。
ノミと同様、マダニも単にペットの血を吸うだけではありません。
噛まれると犬や猫、人にも痒みや痛みをもたらすことがあります。もちろんのこと、血を吸うときに動物の血液中の病原体を受け取り、他の動物の血を吸うときに唾液にその病原体を排出して感染させることもある危険な寄生虫です。
このようにマダニは、草むらなどに潜み、通りがかった動物に乗り移って吸血しながら繁殖するので、駆除はとっても大切です。
お薬の種類もスポットタイプ、チュアブルタイプ、錠剤タイプなどがあり、物によっては効果がある虫と効果のない虫があります。
選ぶのに困った時は是非、ご相談ください。
予防の期間は4~12月までが推奨されていますので、きちんと予防しましょう。
シャンプーの紹介
こんにちは。
トリマーの生山です。
昨年の4月に入社して2年目に入りました。
まだまだ学ぶことが多いと感じるこの頃です。
今回は当院のトリミングサービスで使用しているシャンプーの紹介をします‼
当院で使用しているシャンプーは基本的にZOICのシャンプーです。
○ショートシャンプー
サラっとした軽い仕上がりになり、被毛が立ちやすくなるので、カットコースの子などに使用します。
○ロングシャンプー
うるおいがありしっとりとし、落ち着いた仕上がりになるので、シャンプーコースの子などに使用します。
○スーパークレンジングシャンプー
1回のシャンプーでは落とせない皮脂汚れや毛穴の汚れなど、部分的に使用します。
特に足元、耳、肛門周り、尾、鼻の上のシワなど汚れや油分が残りやすい部分なので重点的に使用します。
(そのあと通常のシャンプーコンディショナーを行います。)
○ファーメイクシャンプーEX
被毛のもつれや毛玉を防ぎ、ツヤツヤでつるっとしたワンランク上の仕上がりになります。
更に消臭効果もあるので、臭いが気になる子にもオススメです。
シャンプー後、コンディショナーの入ったバスタブに約5-10分程入りブローの際専用のブラッシングスプレーをします。
全犬猫種に使用でき、長毛種の子は特にオススメです。
(こちらのシャンプーはオプションメニューです。追加料金でご利用頂けます。)
ぜひお試しください‼
定期的にシャンプー・ブラッシングを行う事はとても大切です。
お肌の環境が悪くなったり、毛玉ができると皮膚病になったり、毛玉が痛くてブラッシングが嫌いになったり、、色々なデメリットがあります。
なので、日頃お家でのブラッシングやシャンプーなど、出来ることから少しずつ 試してみて下さい‼
何か気になること、聞きたい事がございましたらトリマーにお声掛け下さい。
献血犬ボランティアを募集しています
こんにちは、獣医師の豊原です。
埼玉動物医療センターでは献血犬ボランティアを募集しています。
動物病院での輸血処置は、貧血を起こす病気や、大きな手術を行う時、
血栓症の治療など様々な状況で行われます。
現在、当院スタッフの飼育犬と、当院の患者様に献血ボランティアをして頂き
輸血が必要な患者さんの治療を行っています。
献血ボランティアの皆様のおかげで、多くの命が救える場面があります。
献血犬ボランティアの参加条件は
・健康状態が良いこと
・1-8歳まで
・体重15kg以上
・各種予防を行っていること
・出産歴がないこと
などです。献血ボランティアの方には少しばかりですが特典もございます。
詳しい内容については当院スタッフへお問い合わせください。
多くの方にご協力いただいておりますが、血液量が不足しているのが現状です。
献血ボランティアにご賛同いただける方がいらっしゃいましたら
お気軽に当院へご連絡ください。
ハウストレーニング
こんにちは。看護師の佐藤です。
暖かくなってきて桜も綺麗に咲いてきましたね。
さて、前回のブログでデレクちゃんが手術をしたお話がありましたが、我が家のボクサー犬ジェイクも右後肢の前十字靭帯の手術を行いました。
しかし、ジェイクは小さい時からケージに入ることが大嫌いで全く入ろうとしませんでした。
けれど手術をするからには狭い部屋で安静にする必要があります。なので、ケージに入るトレーニングを行いました。
初めはすごく嫌がり、全く入ろうとしませんでした。片方だけ前肢が入ってご褒美、両方の前肢が入ってご褒美…と地道にトレーニングをして行きました。
全部身体が入るようになったら今度は長くケージにいる練習です。
身体が入ったら「待て」といって5秒からだんだん時間をのばしていきました。
また、ケージは安心できるところだということを教えてあげなければいけないので、わたしも一緒に入りいい子にしてたらご褒美、自分で伏せたらご褒美→撫でてあげる。
と徐々にご褒美も減らし、ようやく理解できたのかケージの扉を閉めてもおとなしくしているようになりました。
いまでは、ケージの中にいるのが好きになり自分から入って寝てたりしています。
嫌いなことをやらせるのは大変ですが、地道に教えるとちゃんと覚えてくれます。
教えるときは褒めることが大切だと思います。
褒めると伸びるのでわんちゃんはお利口さんですね。
猫の皮膚病について
こんにちは獣医師の徳山です。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。段々暖かくなり過ごしやすくなってきましたね。
本日は猫の皮膚病についてお話ししたいと思います。
猫は犬よりも皮膚病は少ないですが、中にはかかると非常に厄介な病気があります。
その病気の名前は皮膚糸状菌症という病気で、原因は真菌(カビ)の一種です。
糸状菌にはいくつか種類がありますが、本日は猫の糸状菌症の中でも最も多いMicrosporum.canis(以下M.canis)という真菌についてご説明します。
なお、この病気は猫に特に多いですが犬にも発生することがあります。
症状としては脱毛・切れやすい毛・赤み・痒み・黄色いかさぶたなどがありますが、これらの症状が全くないが真菌が毛にくっついていることもあります。
どこから感染するかもあまり詳しくわかっていませんが、毛や家の埃にのって感染すると言われています。
感染した時には治療として薬や繰り返しのシャンプーが必要になり、治すのには4〜8週間ほどかかります。
皮膚糸状菌症(M.canis)に感染した猫の皮膚
厄介な点の一つが、人にも感染することです。
特に免疫力の弱い赤ちゃんや子供に感染しやすく、最初の症状としては円状の皮膚炎として見られ悪化してくると皮膚が硬くなってその部分は毛が生えなくなり治療が遅れると元に戻らなくなることがあるので、症状が出たら早めに人の皮膚科の受診をおすすめします。
もう一つの厄介な点がその生命力です。
猫の毛や家の埃に付着した真菌は、数ヶ月〜数年生きて猫や人に感染力を持ち続けるので治療が終わっても繰り返し感染してしまいます。
これを防ぐには家中の除菌が必要になります。
除菌の方法は大きく分けて二つあります。
一つは塩素です。
しかし塩素で真菌を除菌しようとすると時間がかかり、そのうえ脱色作用があるので家具などが脱色されてしまいます。
もう一つは熱で44℃以上の熱で真菌はすぐに死滅するので掃除用の高温スチーマーを使って家中を掃除するのも有効です。
また布などは熱湯に漬けるといいでしょう。
しかし、どの方法を取ってもとにかく家の隅々まで(エアコンの内部なども)繰り返し掃除する必要があり、布のソファなど除菌し切るのが難しいものは捨てなくてはいけないこともあり本当に大変です。
最も大事なことは家に真菌を持ち込まないようにすることで、猫や犬を新しく飼う時に皮膚の症状はないかなどは気にした方がいいでしょう。
新しく迎える猫や犬が痒がっていたり皮膚が赤くなっていることがあれば一度当院までご相談ください。
供血犬デレクのお話
看護師の森下です。
暖かくなってきて、花粉症のつらい季節ですね。みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今回は供血犬デレクのお話です。
以前にも何度かブログで書かせていただいていますが、デレクは当院の供血犬でロットワイラーの男の子です。
今年の2月で3歳になりました。普段は私の家で過ごしています。デレクの協力が必要な時だけ、病院に連れてきています。
デレクの好きなものはストーブとテレビです。
我が家では8面のサークルの中で過ごしていますが、冬の間は自分でサークルごとストーブの前に移動し、ストーブの風にボーボーと吹かれています。
あまりにも近いのでストーブを消すと、何か言いたそうな顔でこちらを見てきます。
好きなテレビ番組は『競馬中継』と『テニス』、『きょうのわんこ』。寝ていても『きょうのわんこ』と聞こえると起き上がってテレビを見ています。
そんなデレクですが、昨年の年末、左後肢の前十字靭帯を傷めて手術をすることになりました。
整形外科の先生たちと麻酔科の先生たちにお世話になり、無事に手術を終えました。
デレクがんばりました。
ペットシーツで遊んでしまうので、お部屋の中に新聞紙を敷きました。たまたま『膝が痛い』という一面。まるでデレクの気持ちを物語っているようです。
3ヶ月ほどたった現在、まだ少し庇って歩いていますが、普通に生活できています。相変わらずストーブとテレビに囲まれて過ごしています。
これからはリハビリを頑張ってもらわないといけません。ストーブの前でダラダラしてるばかりではいられませんね。
猫ちゃんの爪切りについて
こんにちは。
動物看護師の田中です。
3月に入り暖かくなって来ましたがまだまだ朝晩は冷え込みますね。
今日は猫ちゃんの爪切りについてお話ししたいと思います。
我が家の愛猫であるメルちゃんは足先を触られるのが嫌いです。
もちろん他の猫ちゃんも足先を触られるのは苦手な子がほとんどだと思います。
そんな猫ちゃんの爪切りをご自宅でするのは難しいと思っている飼い主様も多いのではないでしょうか?
そこで我が家で行なっている爪切りの方法を紹介したいと思います。
基本的には機嫌の良い時やグルグル言って甘えてる時に行なっています。
まず、膝の上に猫ちゃんを乗せます。
しばらく顔を撫でてリラックスした後に手先を触ります。
そして、様子を見ながら爪を切っていきます。
爪を切る位置は爪の先端とピンクの血管が通っている部分の真ん中あたりです。
血管に近づきすぎると出血してしまう可能性があるので気を付けましょう。
万が一出血してしまった時のために止血剤を用意しておいてください。
ポイントは、無理せず嫌がる前にやめること!です。
最初は足先を触るだけ、爪を出すだけ、爪を数本切ってやめる、片手でやめる、と少しずつステップアップをして練習してみてください。
たくさん撫でて褒めたりおやつで褒めてあげる事も大切です。
お家で爪切りをする事で、猫ちゃんにとって病院に来るストレスを軽減出来たらと思っております。
ぜひ一度試してみてください!
ダイエットセミナーに参加しました!
こんにちは。
受付の高橋です。
先月、当院のスタッフが飼い主様向けに開催した「ダイエットセミナー」に参加しました。
我が家の愛犬は食べることが大好きで、常に食欲旺盛です。
3年前に前十字靭帯の手術をしたこともあり、体重には気をつけていたつもりですが、
少しずつ体重が増えてしまいました。
昨年、今回のセミナーを行ったダイエットチームの方々の指導を受け、食事管理で体重を落とすことができましたが、
しばらく維持できていたことに油断していたせいか 、最近また体重が増えてしまいました。
そこで、ダイエットについて改めて勉強したいと思い、セミナーに参加してみました。
セミナーでは、適正体重(体格)の考え方、自宅でのチェックの仕方、ダイエットの方法をわかりやすく教えてもらいました。
また、肥満がもたらす健康への影響についても、私が気にしていた関節への負担以外に、心臓や呼吸への負担、
熱中症時のリスク等々も知ることができ、大変勉強になりました。
今後は、定期的な体重と体格のチェックをしながらダイエットを続けていきたいと思います。
犬のシャンプーのポイント
こんにちは
トリマーの門沢です。
ころころと気象がかわり春と冬が交互にきてるみたいですね。
暖かい季節を待ちわびる動物達、一方で花粉症の私にはつらい季節がやってきます。
今回は私が普段しているワンちゃんのシャンプーのやり方を簡単にご紹介します‼
ポイントは3つです。
①しっかり濡らす
自分の頭を洗うときに頭皮を濡らさずにシャンプー剤を使わないですよね。
最初にしっかり濡らしてあげてお湯だけである程度汚れをふやかすようなイメージ、
毛穴を濡らすイメージで長めに濡らしてあげます。
②モコモコの泡
私は普段このような容器と人用の体を洗うネットや
スポンジを使ってモコモコな泡を作ってからワンちゃんに使っています。
自分の食器を洗うときもスポンジで泡だてて使いますよね。
泡だてる事でたくさん汚れを包んで落としてくれます。
③皮膚を洗う
毛でおおわれているのでかき分けて地肌をみてみると定期的にお家でシャンプーしてるのに
脂っぽかったり
フケっぽかったり
におったり
するワンちゃんがいます。
それは皮膚ではなく毛の表面だけ濡れて、シャンプー剤が通っただけになってるのだと考えられます。
皮膚を洗うイメージで濡らしたときに地肌の確認をします。
嗅いでみると以外と臭いが残っていたりするのでその箇所は何度もシャンプーします。
他にも気をつけていることはたくさんありますが
この3つのポイントで少しでも綺麗な状態が長持ちするといいなあと思いながら普段からシャンプーしています。
当院には毛玉防止効果や消臭効果が高いエクストラシャンプーを追加料金でご利用できるメニューもご用意しております。
https://www.samec.jp/owners/trimming/
濃厚なトリートメントを繰り返しかけてあげて
うるうる、ツヤツヤ、ふわふわになります。
↓↓気持ちいいみたいでうっとりです↓↓
よろしければお申し付けください。