看護、介護
犬のボディコントロールについて
皆さん、こんにちは。動物ケアスタッフの佐藤です。
今回は犬のボディコントロールについてお話ししたいと思います。
まず、ボディコントロールとは犬の身体のどの部分に触れても大丈夫なようにしつけることです。
皆さんのおうちの子は嫌がらずに身体を触らせてくれますか??
先日、我が家のラーナ(ラブラドール )を歯磨きしている際、口の中に傷を発見しました。普段硬いおもちゃで遊ぶ事が多い為、おそらくその時に傷がついたようです。
傷は口の奥にありましたが、ラーナは嫌がらず口を開けてくれる為発見することができました。
肢先や顔周りはわんちゃんが特に嫌がりやすい部位です。しかし、トレーニングで「触られる事は嫌な事じゃない!」とわんちゃんが思えるようになれば、
・病院やトリミングでのストレスの軽減
・歯磨きや爪切りがスムーズにできる
・病気やケガの早期発見
などたくさんのメリットがあります!!
トレーニングには時間がかかり根気が必要ですが、大事な家族の健康を守るためにもチャレンジしてみませんか??
巨大食道症
こんにちは。動物看護師の岡田です。
今回は我が家のむぎちゃんについてお話しします!
むぎは2歳のチワワとカニンヘンダックスフンドのmixで元気な男の子です。
去年くらいから吐出すること多いな〜と思い消化器科の先生に相談し検査したところ"巨大食道症"と診断されました。
巨大食道症は誤嚥性肺炎などになることもあります。
我が家では、ご飯の時は立った体勢で食べれるように以下の写真のようにお皿の位置を高くしています。
そして食べ終わったら立った体勢で10分間抱っこしています。
摂取水分量が落ちてきた時の対策
皆さん、こんにちは。いつもお世話になっております、看護師の澁谷です。
日が落ちるのが早くなって来て、お散歩に行くタイミングが難しくなってまいりました。
今回は、気温が下がってきてわんちゃんねこちゃんの一日の摂取水分量が落ちてきた時の対策についてです。
お水を飲む量が落ちると、尿中ミネラルの濃度が上がって「尿石症」などのリスクがあるので、寒い季節でも気をつけていきたいですね。
1.お水をぬるくする
寒いとわんちゃんねこちゃんも冷たいお水をあまり飲もうとならない子がいます。そういう子は、少しお水の温度を上げると飲んでくれます。
2.ご飯をぬるま湯でふやかす・温かいスープをあげてみる
味付きの水分が好みの子もいるので、スープをあげてみるのもいいと思います。またご飯など温めると匂いが強くなり、興味を示してくれる子もいます。これはあまり食欲のない子にも試せる工夫です。
3.ウエットフードをあげてみる
ウエットフードはドライフードよりも水分量があるため、あまりお水を飲まなくなった子に少しでも水分を取って欲しい時に使える方法です。「ウエットフードの方が好きで、本当はドライフード食べて欲しいのにウエットフードしか食べなくなった!」と心配になる場合は、朝はウエットフード、夜はドライフードなどドライフードのみの時も作るといいかもしれません。
もしおうちの子がお水を飲まなくなった!と不安な方がいらっしゃったら上記の方法を試して見てください。
また、寒くなってきた以外にもお水を飲まなくなる理由は他にもあるので、いつでもご相談ください。
動物看護師の国家資格試験について
みなさん、こんにちは。動物看護師の梁瀬です。
最近急に寒くなり我が家の猫たちも膝の上で寝てくれるようになりました。
今日は愛玩動物看護師国家資格化について少しお話ししたいと思います。
令和4年5月1日に愛玩動物看護師法の施行により、動物看護師の国家試験が行われる事になりました。
今年度が第1回目の試験の年になります。
予備試験が11月となり、本試験は来年の2月に行われます。
今は近い予備試験に向けて仕事と勉強の両立を頑張っているところです。
動物看護師の国家資格を取得できると、獣医師の診療の補助、採血、マイクロチップの挿入など今よりも仕事の幅を広げる事が出来るようになります。
今よりも更に動物への知識を広げ皆様のお役にたてるよう精一杯頑張ります。
お家のわんちゃんねこちゃんの変化にいち早く気付けるのはご家族です
みなさんこんにちは。
動物看護師の佐藤さつきです。
9月になり夜は冷えるようになりましたね。
さて、わたしのブログで何度か紹介したボクサーのジェイクですが今月で10歳になります。
大型犬の10歳なのでだいぶ高齢ですがまだまだ元気です。
しかし、ジェイクも歳を重ねて腫瘍が見つかったりホルモンの病気が見つかったり頸部のヘルニアが見つかったりといろいろなものと闘っています。
一時期、あまり散歩に行きたがらなかったりご飯を食べたがらない、多飲多尿という時期がありました。
なんかいつもと違うな〜なんか変だな〜くらいでしたが検査をしてみると上記のような病気が隠れていました。
お家のわんちゃんねこちゃんの変化にいち早く気付けるのはご家族です。
些細なことでも病院で先生に相談するのが一番だなあと改めて実感したところです。
最近のジェイクで気をつけていることは、首輪からハーネスへ変えたこと、歩きたがらない時は無理に歩かせない、、、、とやっていましたが高齢な子は運動させないと寝たきりになってしまうリスクもあります。
ですので痛みや身体の怠さなど体調をしっかりみつつ歩かせる必要があります。
散歩に行ってもすぐ帰ってきてしまうことが多くなり、暑いからかな、体調悪いからかなと心配をしていましたが散歩の道を変えたら、不思議なことにぐんぐん自分から進んで歩けるようになりました。
おうちのわんちゃんで最近お散歩行きたがらないなーという時、体調の問題を考えた上で色々な工夫をしてみてあげてください。
顔が白くなって歳をとった子も可愛くて仕方ないですよね、一緒にいる間は元気に歩いてもらえるよう努力していこうと思っています。
体調面やおうちの子が高齢になってなにかお困りのことがあれば、お声掛けください。
皮下点滴について
こんにちは、看護師の柳瀬です。
今回は皮下点滴についてお話させて頂きます。
皮下点滴とは、わんちゃんねこちゃんの皮膚と筋肉の間の空間に一度にまとまった量の輸液剤を投与する点滴方法です。皮下点滴をした後は一時的にこのような感じで背中にラクダのコブのようなものができますが、数時間かけてゆっくり吸収されていきます。
今月で16歳になった我が家の愛犬ホクは慢性腎臓病があり数ヶ月前から皮下点滴が必要になりました。始めは3日に1回でしたが血液検査の結果や体調に応じて先生とも相談し、今では毎日皮下点滴を行っています。
我が家の場合、通院時以外は自宅で皮下点滴を行っているのですが、実は一般の飼い主様でも練習をすればご自宅で皮下点滴を行うことができます。
今回はシリンジという注射ポンプで行う方法を簡単にご紹介します。
まず準備として、人肌程度に温めた輸液剤をシリンジに針を付けて吸います。指定された量を吸ったら先端を翼状針という動物に刺す針に付け替えます。
ホクの場合は1回量90mlです。
準備が出来たら、動物の肩甲骨の間付近の毛をかき分けアルコール綿で消毒をし皮膚を掴んで翼状針を刺します。
針を刺した部位から漏れがないか、きちんと皮下に刺さっているかを確認しながらシリンジを押して入れていきます。
日課なので慣れたものです。
全て入れ終えたらティッシュなどでおさえて翼状針を抜きます。最後に出血や輸液剤の漏れがないかを確認して終了です。
入れる輸液剤の量にもよりますが、慣れてしまえば準備を含めても10分程度で行うことができます。
通院の頻度が多いのは飼い主様にもわんちゃんねこちゃんにとっても大変だと思います。定期的な皮下点滴が必要な子でお家でやってみようかなという方は看護師がお教えしますのでお気軽にお声がけ下さい。
ブラッシングをする目的について
こんにちは、看護師の佐藤諒です。
8月も半ばを過ぎ、まだ暑い日が続く今日この頃です。
我が家の愛猫も、涼しい部屋でゆったり寝たり、冷たい板の間にいたりしています。
今回のお話しは、ブラシングをする目的についてです。
①皮膚や被毛の健康
ブラッシングによる皮膚の刺激が、血行促進や新陳代謝を促すことで愛猫の健康を維持し、被毛の汚れを取り除き皮膚病の予防にもなります。
②コミュニケーション
ブラッシングの時間は、愛猫とのスキンシップの時間です。
猫は「アログルーミング」という信頼する猫同士で毛繕いし合う習性があります。
そのため、飼い主のブラッシングに身を任せるようになれば信頼の証になります。
③毛球症の予防
猫が、毛繕いで飲み込んだ毛が消化器官に蓄積され起こる病気です。
毛は食べ物ではないため、通常は吐き出すか便と一緒に排泄されます。
しかし、大量の毛を飲み込んでしまうと胃や腸で毛が絡み合い排出できなくなることがあります。
日頃からブラッシングで体内に入る抜け毛を減らして予防しましょう。
④熱中症対策
猫は全身が毛で覆われているため、人間よりも暑さに弱い生き物です。
特に毛の長い長毛種やダブルコート(毛が二層に生えてる)の猫は、夏場は熱中症の危険性が高くなるためブラッシングで通気性をよくして、熱中症予防をしましょう。
⑤におい対策
猫は常に自分でグルーミングするためあまり臭わない動物ですが、臭いの素になる皮脂腺や汗腺は、尻尾の付け根や肛門周り、耳など多くある部分を定期的にブラッシングをしましょう
上記の目的を思ってブラシングをやりましょう。
犬の認知症について
こんにちは、動物看護師の吉冨です。
7月に入り、厳しい暑さが続きますが皆様お元気にお過ごしでしょうか?
今回は犬の認知症について愛犬のキムの話も踏まえながらお話しします。
犬の成長は早いものです。
元気いっぱいの幼少期から成年期と呼ばれる期間は、0歳から7歳まで。
7歳から先はシニア期と呼ばれ、13歳を超えると介護が必要になってくる状態になりやすいです。
犬も老いとともに、人間でいうところの認知症のような症状が出ることがあります。
夜、寝ている時に起きて鳴いたり、家の中を徘徊したり、若い時食べていたご飯を残すようになったり、トイレもシーツの上でできなくなったりします。
我が家の愛犬、キムは今月で16歳3ヶ月をむかえます。
15歳を過ぎたあたりから、寝たままおしっこをしたり、夜中に鳴きわめいたり、家の中を徘徊するようになりました。
ご飯や水も、口元へ持ってかないと自分で食べたり、飲んだりできなくなりました。
私自身が一番悩まされたのは、夜鳴きです。
夜中に何度も起こされるので、水をあげて落ち着かせてみたり、昼間はなるべく起こして
夜は寝てもらうようにしてみましたが、なかなか良くならず、獣医さんと相談して睡眠薬を始めることになりました。
睡眠薬も量を調節するのが難しく、多すぎると寝過ぎちゃったり、少ないと起きてしまうので大変でしたが、今では量をコントロールできるようになりました。
慢性腎不全もあり、おしっこの回数も多いのでマナーベルトをこまめに替えてあげてます。
キムが家の中を安心して徘徊できるように、床に滑り止めのシートをひいてあげてます。
最近はキムの介護生活にも慣れて、家族みんなでサポートしながら過ごしてます。
認知症の原因は今の医学では分かっていませんが、犬にも人間のようなアルツハイマー症と同じような脳の実質的な変化が見られることは分かっています。
人間の場合と同様に、認知症は放って置くとどんどん進行してしまい治療は困難ですが、進行を遅らせることはできると言われています。
日光浴をさせて、体内時計をリセットさせたり、運動をさせて筋肉の衰えや寝たきりを防ぐことは認知症予防につながります。
昼夜逆転してしまった場合は、なるべく昼間に起こして体をうごかしたり、声をかけたりして刺激を与えるようにしましょう。
愛犬が認知症になると、今までできてたことができなくなったり、鳴いたり徘徊するので
飼い主さんもショックを受けると思います。
私もはじめはショックでしたが、今では認知症もコントロールしながらキムと楽しく過ごしています。
生活リズムも崩れて、介護疲れで悩んでる飼い主さんもいると思いますが、一人で抱え込んで頑張り過ぎずに、獣医師や看護師に相談してみるのもいいかもしれません。
もちろん私でよければいつでもお話し聞きますので気軽にお声掛け下さい。
愛する家族が歳を重ねたとき
こんにちは。動物看護師の村山です。
早いもので今年も半年をすぎましたね。7月皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて近年、わんちゃんねこちゃんの寿命は少しずつ伸びてきました。
歳を取れば若い時のように歩けなくなったり、食べられなくなったり、また介護生活をしている飼い主様もいらっしゃると思います。
一日でも長くこの子と過ごしたいと思う一方で、その生活が長くなると、心と身体が疲れてしまうこともあるかと思います。
当たり前の日常が目の前から失われてしまうということは、私たち人も動物も辛いものですよね。
ですがそんな時は、今この瞬間、同じ時を共有できているという事に気持ちをむけてあげることもひとつかなと私は思います。
「何ができなくなってしまった」ではなく「何ならできる、すごいね」と今ある時間を大切に寄り添ってあげることでその感覚が自然と動物にも伝わるのではと思います。
私も小学生の頃から一緒に過ごしてきた大型犬が今年、虹の橋を渡り愛犬を見送る悲しみや心の痛みを改めて感じました。
動物病院に来院される飼い主様の中には様々な不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではと思います。
病院に来院された際にもしご不安に思われている事があればお声がけください。
わんちゃんねこちゃんとその飼い主様が最後まで悔いなく過ごせるよう、少しでもお力になれればと思っております。
↓写真は我が家で飼っていた愛犬たちです。
(上からダックス16才、サモエド13才です)
先日パテラ(膝蓋骨内方脱臼)の手術をしました
こんにちは。看護師の網干です。
我が家にはシャスタという1歳の黒柴がいます。
お散歩が大好きでとてもパワフルな男の子なのですが、先日パテラ(膝蓋骨内方脱臼)の手術をしました。
膝蓋骨内方脱臼とは、膝蓋骨という膝にある小さな骨、いわゆるお皿が正常な位置から内側に脱臼してしまう病態です。
手術のあとは基本的に2ヶ月間ケージから出さず安静にしなければならないのですが、シャスタは私が思っていたよりもずっとお利口にしてくれています。
こちらはその様子です。↓
そして我が家ではシャスタがケージの外に出て生活ができるようになったとき足に負担がかからないよう、フローリング全面にマットを敷き、階段にゲートをつけて段差のない環境をつくりました。
完治するまではまだ時間がかかりますが、愛犬が安全で快適な生活を送れるよう、周りの環境を改めて見直そうと思っています!
この機会にぜひ、みなさんも一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
肺炎について
こんにちは、看護師の橋口です。
先日我が家の愛犬オレンジが気管支肺炎になりました。
今はすっかり元気ですが、、、14歳と高齢なこともあって心配しました。7歳、9歳と発症し、今回で3回目でした。
今回はそれに因んで、肺炎について書こうと思います。
肺炎は症状としては、
○咳 ○努力性呼吸(苦しそうに息をする)
○呼吸が早い
○元気や食欲がない
などがあります。うちの場合は咳でした。
肺炎の症状は
○細菌性 ○ウイルス
○誤嚥(ごえん=食べ物や飲み物が食道ではなく、誤って気管に入ってしまうこと。高齢になって歯石がついてきて、バイ菌だらけの唾液を誤嚥すると、特に危ないです。)
などです。
また秋〜冬の寒く、乾燥する季節は、気管を痛めやすいと言われています。
確かに3回ともなったのは冬です·····。
1週間の投薬と安静、徹底した加湿で、完治して安心しました。
今年で15歳ですが、まだまだ元気でいて欲しいです。
わが家で行なっている誤食防止
こんにちは。看護師の星です。
今回は家で行なっている誤食防止を紹介します。
「ちょっと目を離したすきに焼き鳥の串食べちゃった」などうっかりある子もいるのではないでしょうか?
私の家の猫たちは紐やビニール袋をかみかみして食べそうになってしまうことが多々あり必死で食べないように止めている毎日です。
誤食が起きないようにするためには物をできる限りしまって置くのが一番です!
↓小物やビニールなどはできる限り扉付きの棚などに入れています。
おもちゃはクローゼットの高いところに置いて届かない様にします。
特にお留守番中は何を仕出かすか分からないので暇つぶし用に↓このボールの中にご飯を入れてコロコロ転がして時間を潰してもらうもうようにしています。
この形以外にもコロネ型のものなどがあり、その中にふやかしたドライフードを入れてあげる方法などもあります。
最後に出かける前や寝る前にたくさん遊んであげると疲れて寝てくれるので、お留守番中に悪いことが減りました。
飼い主さんの意識で変わってくると思うので、わんちゃん、猫ちゃんに合った方法を探してみてはいかがですか?
ワンちゃんの早食い防止について
こんにちは。動物看護師の佐藤です。
今回はワンちゃんの早食い・丸呑みについてお話ししたいと思います。
食欲旺盛で凄い勢いでご飯にがっついては噎せたり吐き戻してしまい困る…。という飼い主さんも少なくないはずです!
私の家族のラーナ(ラブラドール)もそうでした!
ワンちゃんの早食い・丸呑みはご飯が喉に詰まり窒息したり、誤って気管へ行ってしまい誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。
また、ドライフードを丸呑みすることで消化に時間がかかる為、子犬や高齢犬には特に負担になります。
そこで試していただきたいのが早食い防止の食器です。
こちらはラーナが使用している早食い防止の食器↓
この食器はワンちゃんがご飯を食べる際障害があり、食べる速度を抑えることができます。
また、知育玩具要素もあるのでワンちゃんのストレス解消にもなります!
そして、もう一工夫!!
ドライフードはふやかしてあげることで満腹感が得やすくなり、消化活動の手助けにもつながります。また、寒い時期は飲水量も減りがちなので脱水予防にもなります!
愛犬に合った方法で楽しいご飯の時間をより安全で安心できるものにしてみましょう!!
ご飯を可愛くおねだりするラーナ↓
覚えるといいコマンド
こんにちは。看護師の佐藤さつきです。
朝晩がとても冷えるようになりましたね。
今回は、これは覚えるといいコマンドをお伝えしようと思います。
わんちゃんはとても賢いので色々な芸を覚えたりすることができますが、これを覚えさせると生活に役立つよ!というものをご紹介します。
おいで
待て
付いて
これらは日々の生活の中で何かあった時にわんちゃんを守ることもできるコマンドになります。
散歩中に知らない人とすれ違うときや、わんわん吠えてしまう子もおいで、ついて、待てでいい子にできるかもしれません。
ハウス
出して(口から)
口開けて
これらはもしも病気になってお薬を飲ませないといけない時、怪我をしてしまった時、食べてはいけないものを口に入れてしまった時に役立ちます。
口開けてを覚えていれば、お薬をぽんっとお口の中に入れてあげることができます。
整形外科疾患や椎間板ヘルニアになってしまった時などはお部屋の中で安静にしておく指示が出ます。
この時にケージに入っていられない子が入っているのはとてもストレスになってきます。
また、災害が起きた時もケージに入れておかなければいけない状況になることがあるかもしれません。
普段から入る練習をしておくとわんちゃんも慣れてくれるのでストレスが少なく過ごせると思います。
これらはわたしの犬に教えておいてよかったなーと思ったものになります。
どのコマンドを教える時も、褒めることが大切になります.
初めのうちはおやつを毎回あげながらたくさん褒め言葉もかけながらやってみてください。
覚えてきてくれたらおやつの間隔をあけて褒めるだけに変えてみてください。
おやつがなくてもできる状態にしておくのが最終目標になります。
でもご褒美は大切なのでたまにあげてあげるのも大切です。
太ってしまうのが気になる方はいつものご飯の量から少しだけ取り出しておいて、それをご褒美にしてみてください。
わんちゃんはおやつをもらえるのも嬉しいですが、家族に褒められることもとても喜びます。
コミュニケーションの一環で毎日少しずつやってみるといいかもしれません。
子犬でも、成犬になっても覚えられます。ぜひ試してみてください!
待てと付いての様子です。
9歳で口開けてをおぼえたジェイクです
フローリングの床が愛犬に及ぼす影響
みなさんこんにちは!看護師の吉田です!
本日はフローリングの床が愛犬に及ぼす影響についてご紹介します!
フローリングの床は愛犬にとって、とっても滑りやすく予期せぬ怪我に結びつく危険性があります!
例えば、滑りやすいことによって余計な部分に力を入れて筋肉を痛めたり、着地時に滑って骨折、脱臼してしまう、などなど、、
様々な危険が潜んでいます!!
我が家では今年新しい家族を迎え、フローリングの滑り対策として家中の至る所にカーペットを敷きました!
みなさんも是非、愛犬の健康のために環境を見直してあげるのはいかがですか??
↓愛犬ゴールデンレトリバーのキッカちゃん(4ヶ月)と敷き詰めたブロックカーペット
さらに!もう一工夫として、、、
みなさん、肉球の間の伸びたムダ毛はカットしていますか??
わんちゃん、ねこちゃんはこのムダ毛をカットすることで肉球がしっかり滑り止めの役割を果たし、滑りにくくなるんです✨
足裏のカットは病院で行えるのでいつもの診察にプラスαして定期的にメンテナンスしてあげるのはいかがですか?
手術後のご自宅での管理
こんにちは。看護師の柳瀬です。
少し前になりますが我が家の愛犬、詩が避妊手術をしました。
術後はエリザベスウェアという傷口を舐めないように保護するお洋服を着ていました。
しかし我が家のおてんば娘は夜中にエリザベスウェアを自分で脱いで縫合してある糸を1糸自分で取ってしまいました…。
幸いにもすぐに気付いたため傷口は問題ありませんでしたが、その後は留守番の間や夜寝る時はエリザベスカラーも着用しました。
カラーを嫌がるので少し可哀想な気もしましたが残っている糸まで取ってしまったり傷口を舐めてしまったら大変です。
約2週間我慢してもらい無事に抜糸を終えました。
↓カラーを着けられて不満げです。
手術後傷口を全く気にしない子も中にはいますが術後はエリザベスカラーもしくはエリザベスウェアの着用が基本的には必須です。傷口を舐めてしまうとただれてしまったり傷口が開いてしまうことがあります。
どのような手術かに関わらず術後はわんちゃんねこちゃんが傷口をいじらないように気を付けて見てあげましょう。
8月も終わりですね
動物看護師の小山田です。
8月も終わりですね。
今年夏も暑かったですね。
我が家のわんこたちは、いつもいるふわふわのベッドやソファの上は暑かったようで、エアコンの真下の冷たいフローリングという避暑地に移動して寝てることが多かったです。
まだもう少し暑いと思うので、人も動物も暑さに負けないように気をつけましょう。