2024年2月
雪かき
経理の藤本です。
暖冬とはいえ、まだ寒い日が続きますね。
先日の大雪の日、(雪国からしたらほんの少しでしたけれど)首都圏は高速道路や国道も計画通行止めをして混乱しました。
あの日に通院された方々、大変な日に来院くださいましてご足労をおかけしました。
夕方から大雪警報になり、深夜まで降り続いた雪でしたので翌朝が心配でしたが、夜中に雨になりそれほど冷えなかったこともあり、凍結しなかったのが幸いでした。
病院の駐車場はとても広いのですが、わんちゃんが歩くため融雪剤を撒くことができません。
融雪剤が足についてしまうと足裏の皮膚が炎症を起こしたり、食べてしまうと嘔吐や下痢をしてしまいます。
ですので、広い駐車場をスタッフがスコップで雪かきをすることになります。
今回も朝早くからスタッフが雪かきをして、開院時間には駐車場の入り口から数台が停められるまでに雪を退けることができました。
今後も雪の日の来院時に雪かきが間に合わずにご不便をおかけすることもあるかと思いますが、融雪剤を撒くことができないためご理解いただけますと幸いです。
また、雪の日のお散歩が好きなわんちゃんもいると思いますが、道路に撒かれた融雪剤は白くてわかりづらいこともありますので気をつけてあげてくださいね。
お家に帰ったら足をしっかり洗ってあげると安心です。
私は使用前後がわかりやすく綺麗になる光景が好きで、青森に2年住んでいたこともあり雪かきが好きです。
でも寒いのはとても苦手です。
暖かい日差しの中で犬たちとお散歩する日が待ち遠しいです。
野生のシカ
こんにちは、動物看護師の磯村です。
先日、遠くにお出かけしてきました。
出かけた先に野生のシカがたくさんいました。
自分から人に近づいていくシカもいれば、写真のように座って眠そうにしているシカもいました。
ちょうど夕日が差してシカも気持ちよかったのかもしれません。
そんな姿が癒しでした!
野生の動物たちと触れ合う時間も楽しくていいですね。
お家のわんちゃんと一緒にお出かけするのもおすすめです!
まだまだ寒い日が続きますが、体調には気をつけてこの冬を乗り越えましょう。
病理診断科に見学にいらっしゃいませんか?
こんにちは。病理診断科の平林です。
立春を迎えましたが、まだまだ朝晩は寒く、先日は雪がたくさん降りましたね。
雪が降ると大変なことも多いのですが、長野県出身の私としては、馴染みのある雪に少し嬉しい気持ちでした。
さて、病理診断科は開設してからもうすぐ4年目を迎えます。
この3年間、診断する機会をたくさん頂き、病理診断をもって患者さんの診療に携わらせていただけたことを、とても嬉しく思っております。
私は、獣医師としての始まりが臨床獣医師だったこともあり、動物や診療現場に近いところで病理診断ができる、この病理診断科をとても気に入っています。
病理診断科は動物病院とは別の棟にあるのですが、患者さんの様子を見たり、検査・手術に立ち会ったり、臨床獣医師とディスカッションをしたりと、動物病院と病理棟を行き来して過ごしています。
こうすることで、病理検査依頼をいただいた患者さんの病状の理解が深まり、診断精度の向上に結びついていると思います。
そして、院内検査により病理診断を早く出せることで、患者さんが速やかに治療を受けられることに、大きなやり甲斐を感じています。
病理検査の内容としては、実施できる免疫染色や特殊染色の種類を徐々に増やして、少しずつ充実させることができました。
検査を積み重ねながら、珍しかった検体や、複数の検体から見出されたことについて、学会や研究会で発表し、診断医の方々と共有させていただけたこともよかったです。
最近、嬉しいことに当院病理診断科に興味を持つ大学院生や大学生の方々が見学にいらしてくださっています。
施設としての規模はまだまだ小さいですが、今後、病理診断科は診断医、病理検査技師を増員し、体制を強化していきたいと考えています。病理診断科にご興味のある方は、ぜひ見学にいらしてください。
↓先日の雪で、雪だるまを作りました。子供は初めて見る雪だるまに興味を持ち、そっと触れてみていました。
埼玉動物医療センターの仕事(バックオフィス)
はじめまして、総務人事担当の中里です。
先日の雪はたいへんでしたね。皆様はいかがでしたか。
わたくしは雪の降った夜は家の周囲の雪かき、翌日は病院駐車場の雪かきと普段使わない筋肉を使い、なぜか太もも周辺だけが筋肉痛でした。
病院駐車場出入口(日陰箇所)の雪はまだ残っていますが、5日経った昨日になり自宅前の雪が消滅し、同時にわたしの筋肉痛も消えたようです。(年のせいか、なかなか消えませんでした!)
さて、今回は手前味噌な話ですが、わたくし達の仕事を紹介させていただきます。
普段、病院で皆様と接している受付、飼い主様サポート、獣医師、動物看護師のほかにも当院には様々なスタッフが勤務しております。
これまで、いくつかの仕事紹介がございましたが、事務部門の話が少なかったので、つらつらと書かせていただきます。
最近、なにやら事務部門、管理部門のことを「バックオフィス」と呼ぶことが流行っています。
病院を訪れた皆様と接する受付、飼い主様サポートを「フロントオフィス」と呼んで、皆様と接するか、接しないかで分けるそうです。
カタカナ表記に変ったことで、地味な印象から少し脱却できたと感じているのはわたしだけでしょうか。
そのようなバックオフィスですが、当院では経理2名、総務人事4名(うち2名は兼務)、施設管理3名(過去にお仕事紹介のブログを載せているので、併せて見てください)が担当しています。
多くのスタッフを抱えるため、他社での経理、総務、人事経験者が集まって、病院活動をうまく進めるための縁の下の力持ちの役割を果たしています(たぶんですが・・・)。
バックオフィスの役割は、企業活動の根幹である「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」という経営資源を管理することとされております。
まだまだ管理すると表現するには成長途中ですが、わたくし達の成長がゆくゆくは病院を訪れる皆様に良い結果をもたらせるように、日々、務めております。
皆様の目に触れることがない仕事が大半ですが、わたくし達バックオフィスの者も、スタッフの一員としてご愛顧賜れば幸いです。
血液ガス分析について
こんにちは、獣医師の石川恭平です。
雪も積もって寒さが厳しくなってきましたね。
一緒に過ごしているおうちの子も急な気温の変化でご飯をたべる量が減ったり、体調が気になったりすることもあるかもしれません。
今回は当院で行っている血液ガス分析についてお話ししたいと思います。
血液ガス分析とは、血液の中の気体(酸素や二酸化炭素)やミネラルの一部を調べる検査です。当院では血液検査をするときに一緒に測定することがあります。
主に評価する内容は
- 酸素が十分に取り込めているか(酸素化)
- 二酸化炭素がたまっていないか(換気)
- 代謝ができているか(代謝)
- 身体のバランがとれているか(酸塩基平衡)
一般的な検査(血液検査や画像検査など)と一緒に測定することで、身体で起こっている異常を詳しく知ることができます。
たとえば、肺炎の患者さんでは呼吸がうまく出来なくなってしまうことで血液中の酸素が少なくなったり(低酸素症)、二酸化炭素が多くなってしまったり(低換気)することで身体のバランスがくずれてしまうことがあります。
(より詳細な評価には動脈からの採血が望ましいですが、負担をかけないよう静脈から採血することもあります)
他にも、腎臓の病気や下痢や吐き気など(代謝)でも身体のバランスがくずれてしまいます。
このような検査の特徴があるため、症状や検査結果を基に身体のバランスがくずれている原因を慎重に判断していきます。
ですので、患者さんの症状も大切な情報になります。
どんな小さなことでも獣医師に伝えていただけますと非常に助かります。
夏のお散歩について
こんにちは。ケアスタッフの澁谷です。
まだまだ寒いですが、今回は夏のお散歩についてお話しさせて頂こうと思います。
夏は気温が朝から高いため、なるべく早い時間がおすすめです。
5時〜6時代だとそこまで気温も上がっておらず、日差しも強くないため7時までには行った方がワンちゃんに優しいです。
日差しが強い時間帯にお散歩をしてしまうと、コンクリートの上などはとても熱くなっていてワンちゃんの肉球が火傷してしまう危険性があります。
その他に、熱中症の危険性も上がってしまうので、日差しの強い時間帯のお散歩は控えましょう。
また、お散歩中にはこまめにお水をあげてください。
こちらも熱中症対策になります。
夕方も、日が沈んできてからのお散歩をおすすめします。
朝早くのお散歩が難しい場合は、夕方〜夜のお散歩を長めにしてあげてください。
その他にも、ワンちゃんがお散歩を嫌がってしまうなど、お散歩についての悩みで相談したい時、ぜひ声をおかけください。
どうやったらワンちゃんと楽しくお散歩できるか一緒に考えて工夫していきましょう!