2020年10月
トリミングのシャンプー剤紹介
こんにちわ、トリマーの石井です。
今回はトリミングで普段使用しているシャンプー剤をご紹介致します。
・ショートシャンプー(通常のコース料金でご案内しています)
プードル、スムースチワワなどの短毛犬種に使用しています。
仕上がりがふわふわになるのが特徴です。プードルなどは毛が立ちやすくなります。
・ロングシャンプー(通常のコース料金でご案内しています)
ロングコートチワワ、シェルティーなどの長毛犬種に使用しています。
しっとりと毛がまとまるのが特徴です。手触りもさらさらになります。
・エクストラコース(+小型1000円、中型1500円、大型2000円)
2種類のトリートメントを使う為、ツルツル、サラサラの仕上がりになります。
被毛にツヤと柔らかさを与えるシャンプーなので被毛の絡まりや、毛玉を防止する効果があり
仕上がりも持続できます。毛玉が気になる子にオススメです。フルーティーフローラルのとても良い香りです。
・保湿シャンプー(+小型1000円、中型1500円、大型2000円)
低刺激のシャンプー剤なので、お肌の弱い子にオススメです。
肌に潤いを残しながら、皮膚の汚れをしっかり洗い落とします。
ジェルを塗りタオルパックで保湿を行うので、皮膚表面と被毛の潤いを保ちます。
仕上がりは優しいせっけんの香りがほのかにします。
エクストラコース、保湿シャンプーは初回500円でお試しできます。
その他炭酸泉等のオプションもございますので、トリミング時トリマーまでお気軽にお声掛け下さい。
目薬のご褒美
動物看護師の小山田です。
私の家のチョコちゃん(シーズー15歳です)は 毎日目薬をさしています。
元々ドライアイがあったのですが、以前に比べて少し悪化してしまったのか目やにが沢山出るようになってしまいした。
目薬をさしたあとは、必ずご褒美のクッキーをオネダリしてきます。興奮するからなのか、目の開き具合と鼻息の荒さが凄いです。
うちの子は比較的上手に目薬をさせますが、嫌がったり 怒ったりする子もいるかと思います。
その子にとって必要なことだけれど、その子が嫌がるようなことをする時は、何かご褒美をセットであげるよいかもしれません。
おうちの子が「これ嫌だけど、終わるとご褒美が貰える!」というのを覚えてくれるとちょっとは気持ちが楽になるかと思います。
機会がありましたら、試してみてはいかがでしょうか?
·····君たち何もしてないよね?と思いつつ、結局二匹の色んな圧に負けてクッキーをあげてしまいます。
画像診断科のご紹介
こんにちは。獣医師の杉野です。
僕は現在、当院の画像診断科に所属しています。
画像診断科というと、直接診察にかかわることはなく、皆さんとお話することも少ないので、あまり馴染みがないかもしれません。
今回は、僕たちがどのように診療に携わっているのかを簡単にご紹介したいと思います。
まず、院内の各科の先生たちから画像検査の依頼を受けることから始まります。
その依頼に応じて、X線や超音波、CT、MRIといった検査の撮影や読影を行っていきます。
撮影された画像情報から、病変部の形や見え方などに注目しながら有用な情報を見つけ出し、考えられる病気を各科の先生たちに伝える役割を担っています。
病気によっては画像検査が診断の要となる場合も多く、その後の治療方針に大きく影響を与える可能性があるため、責任は重大です。
また、必要に応じて超音波装置やCTを用いて目的の病変に針を刺して細胞や組織をとる検査をしたり、CT検査で得られた画像を3D画像に再構成する処理を行っています。
このように僕たち画像診断医は基本的に裏方仕事を行うことが多く、表舞台に立つことは少ないですが、高度な医療を提供する上で必要不可欠な存在だと考えています。
当院には専門的な知識を有する画像診断医が多数在籍していますので、時には複数の診断医と意見交換を行いながら、適切な判断を下せるように努めています。
犬の手足の構造について
こんにちは、動物看護師の後藤です。
以前、犬の手足の構造についてお話させていただきました。今回もそれに関連したことをお話しさせていただきます。
前回で犬は指先で立っているということをお伝えしました。
さらに骨や関節、それらを構成する靭帯、筋肉や腱も人と似ているということが分かったと思います。
身体の構成が似ているということは起こりやすい怪我なども似てきます。
みなさん突き指の経験はありますか?
実は犬も突き指をしていることが多く気がつかずそのままということが多いです。(厳密に比較すると異なる部分もありますが、指の軽度な捻挫という点で話を進めます。)
とくにアジリティーなど運動強度の強いスポーツを日常的にしている子、砂利道や山道など足場の悪いところを普段から歩いている子は注意が必要です。
大抵は転んだりぶつけたり、又は日常的に使い過ぎて発症します。初めは痛みがあるので、足を挙げたり歩き方がおかしくなったりします。
極々軽いものや、慢性的に変化が生じている場合はそういったことに気付きにくいです。
そしてそのままなんとなく症状が落ち着いて一見すると完治したかに見えることがあります。
こうした捻挫を放っていると、なにが起こるかというと指の可動性が低下して関節の動く範囲が狭くなります。
そうすると再度痛みがでたり、スポーツで最大のパフォーマンスが出せなかったり、二次的な痛みが別の部位に出たりします。
さらに重症化のリスクも上がります。重症化すると骨と骨を繋ぐ靭帯や骨と筋肉を繋ぐ腱が切れてしまうこともあります。
突き指で命に関わることや、歩けなくなってしまうことはほとんどありません。
ですが、歳を取っていろいろな所に痛みを抱えて生活するのではなく、出来るだけケアできる所はケアしてあげるといいと思います。
そこで普段からやっておくと良いことをお教えします。
①痛みがない時点からよく指先を触っておく。
犬はとくに痛みが無くても指先を触られるのを嫌がる子が多く見受けられます。
痛みがあると尚更嫌がる可能性もあるので、痛くない時点から触られ慣れておくことが大事です。
触られること=嫌なことをされるということにならないように優しくスキンシップで撫でる延長で触ってあげます。
嫌がるようなら無理せずゆっくり慣らしていきましょう。
②指の関節の曲げ伸ばし
指は人と同じように動きます。
手のひら側に曲がり、手の甲側に伸びます。伸ばす方向はある程度の所で痛みが出やすいのでゆっくりやりましょう。
こちらも同様に優しく、ゆっくり、嫌がるようならやらないようにします。
③指と指の間の開いたり狭めたり
あくまで無理せず行いましょう。
普段から気にして触ってあげれていれば、腫れたり、一部だけ熱を持っていたり、傷が出来ていたりといったわずかな変化にも気づきやすいと思います。
どんな変化でも、来院した際にご気軽に相談していただければお力になれることがあるかと思いますのでなんでもご相談ください。
私の愛犬チワワ、キムについて
こんにちは、看護師の吉冨です。
今回は私の愛犬チワワ、キムについてお話ししたいと思います。
キムは今年の4月で14歳になりました。
人間でいうと72歳で高齢ですね。
最近は白内障が進行してきていて目が見えづらくなっています。
シニアに入ると、筋力の低下であまりお散歩にいきたがらなかったり、聴力の低下で呼び掛けに反応しなかったり、体力の低下で寝ている時間が増えたり、口腔内の老化で口臭がキツくなったりなど症状がでてきます。
キムは寝ている事が多く活動性も昔に比べると落ちてしまいましたが、食欲だけは落ちないようで同居の2匹のご飯まで食べようとします!
シニアになると普段できてたことができなくなってしまったりなど私たちの介助が必要になってきます。
我が家ではなるべく足に負担がかからないようにソファの昇り降りは階段をつけてあげたり、フローリングはすべらないようにマットを敷いてあげるなど工夫をしています。
これからシニアを迎える愛犬がいる方は、ひと工夫して愛犬と楽しいライフスタイルを過ごして欲しいと思います。
また、生活する上で愛犬のケアで相談などありましたらスタッフがいつでもご相談にのりますのでお声掛けください。