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2019年11月

猫の尻尾について

みなさん、こんにちは。看護師の梁瀬です。

我が家には2匹の猫を飼っています。

うちの猫は2匹とも尻尾が折れ曲がっているので「かぎしっぽ」について調べてみました。

かぎしっぽは、日本ではミックス猫に見かけることが多く、基本的には遺伝的なものとされています。

長崎県の猫のかぎしっぽ率は80%にもなるそうです。

短いしっぽやかぎしっぽの猫が日本に多く存在する理由のひとつに、昔は「長くてまっすぐなしっぽの猫は、"猫股"という妖怪になる」といわれ、短いしっぽやカギしっぽの猫が愛されたから、という説もあります。

またかぎしっぽを「鍵」にたとえて、「幸せの扉を開けてくれる」といわれていたり、曲がったしっぽが「幸せを引っかけてくる」など、日本ではカギしっぽの猫は縁起がいいとされています。

我が家の猫たちも幸せ引っかけてきてくれるといいなと思いました!

是非猫を飼われている方は尻尾に注目してみてはいかがでしょうか?

 

猫の排尿異常について

こんにちは、獣医師の杉野です。

だんだんと寒くなってきましたね。

寒くなってくると、排尿異常で病院にいらっしゃる猫さんが急増します。

頻繁にトイレに行く、血尿が出る、尿が少しずつしか出ない、トイレに長い時間座っているのに排尿していない、などなど・・・

こういった症状は膀胱炎や尿石症のサインかもしれません。

猫さんは基本的に暖かいところが好きな動物なので、寒いと動くのが億劫になりトイレや水を飲みに行く回数が減ってしまいます。

そして気温が下がることで飲水量が少なくなると、尿が濃縮します。

さらにトイレを我慢してしまうので濃縮された尿が膀胱内に溜まっている時間が長くなってしまうので、膀胱炎や尿石症を発症しやすくなります。

こういった事態を防ぐためにお家で簡単にできる工夫をいくつかご紹介します。

 

・部屋の温度を常に暖かくしておく

・水飲み場をいくつか設置する

・水をぬるま湯にする

・ドライフードをふやかしたり、ウェットフードに変更する

・トイレをきれいに保つ

・トイレの数を増やす

 

しかしどれだけ気をつけていても、猫さんは体質的に尿路系の病気になりやすいので、頻尿や血尿の他にも「いつもとおしっこの様子が違うな」と思ったらなるべく早くご来院くださいね。

 

11月になり、とても寒くなりましたね

こんにちは。看護師の小山田です。

11月になり、とても寒くなりましたね。

毎朝お布団から離れるのが大変になってきました。うちにいるワンコたちもなんだか寝起きが悪くなったような気がします。

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これは お気に入りのバナナクッションに座っている、うちの こたろう君です。
 
このクッション、今では こたろう が我が物顔で独占しているのですが、元々 チョコという子用に買ったものだったんです。
 
「このクッションを買ってチョコが乗ったら、チョコバナナになる!」 
 
そんなくだらない理由で買いました。
ちなみに チョコはバナナよりも、昨年買った家の方が好きらしいです。
 
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もう一頭のシロは、わんちゃん用のベッドより人の隣が好きなようです。
よくソファの上で、まくらを使って、人にくっついて眠っています。
 
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そろそろ寒くなってきたので、シロにもワンちゃん用ベッドを買おうかなあ?と悩んでいるのですが、これを見るといらない気がします……
他の子は よくお気に入りのベッドで寝てるのですが、シロだけはずーっと 人の隣です。
 
ベッドを買ったらそこで寝るのかな?
でもそれで 離れてくと私が寒いな……と迷っている今日この頃です。

 

動物の年齢

こんにちは。看護師の加藤です。

今回は、動物の年齢は人間でいうと何歳にあたるのか、

ということについてお話しします。

 

ワンちゃんの場合

 ワンちゃん:人間

 2ヶ月:3歳

 6ヶ月:9~10歳

 1歳:15~18歳

 2歳:22~24歳

 その後、1年に3~4つ年を重ねていきます

     ・

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     ・  

 10歳:56~60歳

 15歳:80~82歳

 20歳:100~105歳

 

骨格(小型犬や大型犬)によって多少変わりますが、

目安として知っていただけると良いと思います。

 

 

ネコちゃんの場合

 ネコちゃん:人間

 2ヶ月:3歳

 6ヶ月:8~9歳

 1歳:13~18歳

 2歳:24歳

 その後、1年に4つ年を重ねていきます

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     ・

     ・

 10歳:56歳

 15歳:76歳

 20歳:96歳

 

 

一般的に、ネコちゃん・小型犬で11歳、中型犬で9歳、

大型犬で7歳くらいから老化が加速すると言われています。

老化が加速してくると、聴力の低下や視力の低下、

嗅覚の低下で食べムラが見られたり、被毛の色が薄くなったりします。

また、免疫力の低下がおき、病気にかかりやすくなります。

(個体差はあります)

 

病気の早期発見はもちろん、動物の体は加齢とともに変化するため

定期的な健康診断を受けるようにしましょう。

 

当院でも健康診断をお受けしているので、

ご希望があればスタッフまでお声がけください。

 

モフモフで可愛い動物をご紹介します

こんにちは!動物看護師の山田です。

今回は、モフモフで可愛い動物をご紹介します。

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チンチラの太郎くんです。

今年の2月に我が家に来て、今ではデレデレの男の子です。
 
チンチラは、小動物の中では懐いてくれる動物で、部屋の外でお散歩に出しても、おやつを持って呼ぶと飛んできておねだりしたり、頭を撫でるとほっこりとした表情を見せてくれます。
 
また、ご飯は手を上手に使って食べてくれるので、その姿にも癒されます。
 
これからの季節寒くなってくるので、体調管理には気をつけていきたいと思います。
 
皆さんも、風邪をひかないように元気でお過ごし下さい!

パグに多い病気について

こんにちは。動物看護師の森谷です

私は10歳の女の子のパグを飼っていてだんだんと歳をとってきて病気の事が心配になってきたので今回はパグに多い病気について少しお話したいと思います。

 

1、パグ脳炎

他の犬にでも起こりますがパグとついているだけあり特にパグが発症する事が多いです

(症状)

突発的なけいれん、

歩行困難

意識障害

旋回運動(同じ方向に回ること) 

進行すると意識消失、摂食障害、嚥下困難(飲み込み障害)など

 

2.短頭種気道症候群

パグのような鼻の短い犬に多いです

(症状)

いびきが凄い

激しく早い呼吸

ガーガーなどの声を出す など

 

3.角膜潰瘍

パグやペキニーズなど目が大きく露出している犬に多いです

(症状)

まぶたの痙攣

目を正面から見ると白目は赤く充血、黒目は白くなったり、血管が入り込んで赤くなったり黒ずんでモヤがかかっているようになります。

 

早く治療する事でひどくならずに済むこともあります。

少しでも症状が当てはまる事がありましたらスタッフまでご相談ください。