2016年8月
林宝・下田・藤澤でセミナーを行ってきました
こんにちは。
リハビリテーション科担当の藤澤です
先日の8月28日に、院長と下田先生と私の3人コラボで、
動物看護師協会で動物看護師さんむけに行っている、動物看護師のための周術期管理継続学習講座で講義を行ってきました
周術期というのは手術の前後の時期の事です。
会場は渋谷で12時スタートだったので、入間市駅で集合してみんなで向かいました
院長が特急レッドアローの切符を買ってくれましたので、特急の中で講義内容を最終チェック!
まずは院長からスタート
「腫瘍患者の周術期管理」というタイトルで、検査のポイントと栄養管理についてお話しました。
次に下田先生が「腫瘍に関する疼痛管理」のお話
緊張していたようですが、とってもわかりやすい講義でした
最後に私が「がん患者に対する周術期のリハビリテーション」というタイトルのお話です。
動画の操作があったので、私だけ座って行いました。
日曜日の昼間に渋谷に行くなんて、何年ぶりでしょう・・・という私達。
ちょっと道に迷いながら、人の多さにクラクラしながら頑張ってきました!
ダイエットがんばります!
はじめまして。
4月に入社しました、受付の橋本です。
先々週ワクチン接種のため我が家の愛猫ごもくを病院へ連れて行きました。
身体には何の異常もなかったのですが、体重が5.9㎏もありました。
3月にお家にやってきた時には5.2㎏でした。
獣医さんにはダイエットをしましょう、と言われていましました。
肥満は病気への危険性を高めます。
1週間に1度の体重測定をして、たくさん遊ぶことで、まずは500gの減量を目指します。
ダイエット宣言をしてからおもちゃを追加購入しました。
レーザーポインタに1番興味をそそられるようでした。
ふっくらしたからだもかわいいですが、健康には変えられません。
ダイエットがんばります!
クレートトレーニングについて
こんにちは。4月に入社しました看護師の田村です。
今回はクレートトレーニングについてお話します。
お家のワンちゃんはクレート(ケージ)に入っておとなしくしていますか?
クレートはワンちゃんにとって寝床や落ち着いて安らげる場所であってほしいと思っています。
入院やペットホテル、トリミングなどで動物病院などに預けることがあると思います。
知らない場所(ケージ)に入ってもワンワン吠え続けているとワンちゃんのストレスも溜まってしまいます。
こうならないために普段からケージに入ることに慣れてほしいと思っています。
ケージの大きさは、お座りをして天上に頭がつかない位の高さで少し歩いたり伏せができるくらいがちょうど良いです。
ケージに入って行くように誘導をします。
大好きなおもちゃやおやつを使ってみて下さい。
入って行く時に「ハウス」と言って合図を出します。その後、ご褒美としておやつをあげて下さい。
入ってすぐにくつろぐ子はなかなかいません。
ご飯をケージの中であげてみたり、おもちゃを入れてみたりして下さい。
ケージの中にマットや毛布など入れてあげても良いと思います。
慣れるまでは時間が必要なので、はじめはドアを開けたままにして、自由に出入りできるようにしてあげて下さい。
ドアを閉めても吠えずに良い子にしていたらご褒美をあげていっぱい褒めて下さい。
また、ケージの上に布などを掛けておくと目隠しになり、安心できる子もいます。
来客が来た時の吠え防止にもなりますので試してみて下さい。
高齢犬の食事
こんにちは、4月に入社した看護師の猪瀬です。
今回は高齢犬の食事についてお知らせしたいと思います。
わんちゃんが7歳を過ぎたら、一度食事を見直してみて下さい。
脂肪分が少なく、良質なたんぱく質の多いシニアフードへ少しずつ変えていくのがいいと言われています。
また、ドライフードは歯に負担をかけないようお湯でふやかしたり、食べないときは缶などを温めたものをあげてみて下さい。
台を使って食べやすい高さに食器を置いてみるのもいいかもしれません。
わんちゃんは高齢になると食が細くなってくることがあるので、手作りのフードをあげている方もいらっしゃると思います。
その際はネギ類や脂肪の多い肉、牛乳など与えてはいけない物に注意して作ってあげてみて下さい。
動物看護師の後藤が合格しました!
リハビリテーション科の藤澤です
リハビリテーション外来を受診されている皆様方にはおなじみの動物看護師の後藤が、
この度米国テネシー大学認定の「C.C.R.P.」犬のリハビリテーション施術者に合格しました!
この認定資格は、まだ日本で数十人しか取得していませんが、
後藤の合格をもって、当院には3人のC.C.R.P.が在籍している事になります。
(詳しくはこちらをクリックしてください )
・整形外科担当獣医師でありC.C.R.P.の福田
・リハビリテーションの専門職の理学療法士でありC.C.R.P.の藤澤
・そして動物看護師でC.C.R.P.の後藤
3人とも背景の職種が違いますので、視点が違います。
ですから色々な角度から患者さんを把握し、より安全で効果のあるリハビリテーションのご提供が可能になります。
病気やケガによる運動機能障害のほか、シニア動物の健康維持のための運動相談などなどお気軽にご相談ください。
超音波検査の毛刈りについて
超音波検査の毛刈りについて
こんにちは。獣医師の勝山です。じめじめした梅雨が終わり、いよいよ本格的に暑い夏になってきました。
私は四季の中で夏が一番好きですが、動物にとってはこの季節は過ごしにくい季節なので、以前のブログにもあったように熱中症には注意が必要ですね。
今回は夏とは全く関係ないですが、超音波検査について少しお話ししたいと思います。
私たちがわんちゃんねこちゃんを検査でお預かりするときに、「毛刈りをしてもいいですか?」とご家族に確認させていただくことがあります。
何のためかは超音波検査に関係があります。
超音波検査は、主にお腹や胸の中の臓器をみる検査です。
超音波が出る機械を体にあてます。
そうすると、機械から出た超音波は体の内臓に当たります。内臓に当たった超音波は、反射して再び機械に返ってきます。
返ってきた超音波から画像がつくられ、私たちは内臓のかたちや内部構造をみることができます。
こんなふうに横になって検査をします
例えば腎臓だったらこんなかんじにうつります
超音波を当てるとき、皮膚にたくさんの毛が生えていると、毛が邪魔をして超音波が体にうまく通らず、臓器が見えにくくなります。
同じ腎臓をみています。毛が密に生えている動物だと非常にみにくくなります
そのため、より正確に検査を行うために毛刈りが必要なことが多いのです。
我が家のねこも超音波検査のとき毛を刈りました
お腹に毛がないとなんだか寂しい気もしますが、そんなに目立たないと思いませんか?
これにより正確な診断ができるので、是非ご協力をお願い致します。