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おしっこの取り方について

こんにちは!動物看護師の小西です。

入間市もだいぶ冷え込みますね…。

私は富山県出身(一応雪国)で冬生まれなのに寒さが苦手でこの季節はとても憂鬱です。

うちにいる猫さんも日中でもこたつの中からあまり出てきません。

こたつの中で人間よりくつろいでいる姿を見られるのは唯一冬のいいところかもしれませんね。

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突然ですが、検査で使うから今度おしっこを持ってきてとこの容器を渡され、わかりましたといって受け取ったもののこれにどうやっておしっこを入れたらいいんだ?と思ったことはありませんか?

私がまだ小学生のころ飼っていた猫さんが腎臓病になってしまった時に同じようなことを言われ困ったことがあります。

そのため、今回はおしっこの取り方についてお話してみたいと思います。

 

まずはワンちゃんです。

ペットシーツでおしっこをしてくれる子はいつも使っているペットシーツの吸水してくれる面ではなく裏のツルツルした面を上にしてあげるとおしっこが吸水されず簡単にとることができます。

ただ、おしっこの後すぐにワンちゃんが動いてしまうと足が汚れてしまうのでそこだけ注意が必要です。

 

次はお外でおしっこをする子の場合や、ペットシーツを裏返すと警戒してしてくれなくなる子の場合です。

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この写真はぬいぐるみですが、しゃがんでおしっこをする子はおうちで使っていないタッパーなどを足の間に入れることで取る事ができます。

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足を上げておしっこをする子は写真のようにおしっこが当たるところにタッパーを置いてあげると取る事ができます。

ただこの二つの方法は、おしっこが跳ねて自分やワンちゃんについてしまう恐れがあるため、タッパーとワンちゃんの体との距離感が重要になってきます。当たり前かもしれませんが手袋をすると手は汚れません!

 

次は猫ちゃんです。

システムトイレを使っている猫ちゃんも割と簡単に尿を取る事ができます。

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これは院内猫のうづらさんとししゃもさんのトイレですが、システムトイレはこのように砂の層とシーツの層で別れていると思います。

そのため、ワンちゃんと同じようにペットシーツのツルツルの面を上にすることで簡単におしっこを取る事ができます。

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見にくいですが赤丸の方がシーツをひっくり返したものです。

ここに溜まったおしっこ集めるだけで簡単におしっこを取る事ができます。

最後に固まるトイレ砂でトイレをする子です。

猫ちゃんは特にトイレ中に警戒する子が多いため少し大変ですが、ワンちゃんの時のように足の間に容器を入れることで取る事ができます。

ただ、ワンちゃんのようにタッパーだと少し大きくて取りにくいため、足の間におたまを入れると丁度よく取る事ができます。

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うちの猫さんがトイレ中の写真を撮らせてくれなかったため私の残念なイラストになりますがこのようなイメージですね。

 

おうちの子によって色んなトイレの仕方やこだわりがあると思うので、その子に合わせたおしっこの取り方を探してみてください!

もしこういう時はどうやって取ろう?イメージ画像がいまいちピンと来ないということがありましたらお気軽にお声掛けくだされば一緒に練習させていただきます!

 

今の季節特に猫ちゃんのおしっこに関わる病気が多くなります。

おしっこの取り方もそうですが、普段の『おしっこの頻度』『量』『トイレに入っている時間』『飲む水の量』などを把握しておくことでより早くおうちの子の異常に気づいてあげられます。

おうちの方が一番の主治医とよくいいます。

私もそうですが、 うちの子専門ドクターを目指してより良く一緒にいられるようになりたいですね。

 

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