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看護、介護

ブラッシングをする目的について

こんにちは、看護師の佐藤諒です。

8月も半ばを過ぎ、まだ暑い日が続く今日この頃です。

我が家の愛猫も、涼しい部屋でゆったり寝たり、冷たい板の間にいたりしています。

今回のお話しは、ブラシングをする目的についてです。

①皮膚や被毛の健康

ブラッシングによる皮膚の刺激が、血行促進や新陳代謝を促すことで愛猫の健康を維持し、被毛の汚れを取り除き皮膚病の予防にもなります。

②コミュニケーション

ブラッシングの時間は、愛猫とのスキンシップの時間です。

猫は「アログルーミング」という信頼する猫同士で毛繕いし合う習性があります。

そのため、飼い主のブラッシングに身を任せるようになれば信頼の証になります。

③毛球症の予防

猫が、毛繕いで飲み込んだ毛が消化器官に蓄積され起こる病気です。

毛は食べ物ではないため、通常は吐き出すか便と一緒に排泄されます。

しかし、大量の毛を飲み込んでしまうと胃や腸で毛が絡み合い排出できなくなることがあります。

日頃からブラッシングで体内に入る抜け毛を減らして予防しましょう。

④熱中症対策

猫は全身が毛で覆われているため、人間よりも暑さに弱い生き物です。

特に毛の長い長毛種やダブルコート(毛が二層に生えてる)の猫は、夏場は熱中症の危険性が高くなるためブラッシングで通気性をよくして、熱中症予防をしましょう。

⑤におい対策

猫は常に自分でグルーミングするためあまり臭わない動物ですが、臭いの素になる皮脂腺や汗腺は、尻尾の付け根や肛門周り、耳など多くある部分を定期的にブラッシングをしましょう

 

上記の目的を思ってブラシングをやりましょう。

 

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