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リハビリテーション

運動のススメ(室内・小型犬版)

みなさんこんにちは

動物看護師の後藤です。

ここ数日暑い日が続きますね。

こう暑いと日々のお散歩もままなりません。

中〜高齢犬は特に日常の運動時間が減ってしまうと全身の筋力や体力がガクッと低下してしまいがちです。

そこで室内で出来るちょっとした運動をご紹介します。

今回協力していただくのはチワワのおちゃたくん(11才)です。

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挑戦してもらう運動はただタオルを並べただけのちょっとした障害です。

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小型犬にとってタオルをただ丸めて並べただけでも自分の体と同じくらいの高さの障害になります。

そこを越えるということはなかなか大変です。

またタオルはふわっとしていて、沈み込むのでそれぞれの足でしっかりバランスをとらないと上手く立っていることができません。

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おちゃたくんはとても上手ですね。

さらに難しくしていきましょう!

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タオルの下に長座布団を敷きます。更に高さと不安定性が増しました。上手にできるかなー?

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上手にできましたー。

ここでひと工夫、嗅覚を使って隠したおやつを探してもらいます。

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運動と合わせて感覚器官を使わせると認知機能の低下予防につながります。

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物足りなさそうなのでもっと運動しましょう。

今度はトンネルくぐりです。

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タオルを上手く積み、上に天井を作ります。

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身体を屈んだ姿勢で前進するので、普段と違った運動になります。

 

このように特別な道具がなくても十分な運動をすることが可能です。

シニア期になってくると新しいものに興味を示しにくくなりますので、楽しく褒めながら運動してあげるといいと思います。

夏場の運動に関してご相談などあればいつでもリハビリ科スタッフにご相談ください。

 

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