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うさぎの歯について

こんにちは、看護師の田畑です。
今回はうさぎの歯についてお話ししたいと思います。
うさぎの歯は、前歯6本、奥歯22本で構成されています。
合計28本の歯はいずれも「常生歯」といって一生伸び続けます。
牧草など繊維質の多い食べ物を食べる際、歯を擦り合わせることによって歯が磨耗し、正常な長さを保っています。
ですが、牧草を食べない、柔らかいものばかり口にするなどといった食生活により歯の一部が伸びすぎてしまうことがあります。
これを「不正咬合」と呼びます。
症状は以下のようなものがあります。
・食欲が落ちてきた
・よだれが出てきた、口周りが腫れてきた
・涙が出てきた、目が飛び出てきた
などがあります。

不正咬合が起きた場合、歯を切る処置が必要となります。

うさぎなどの小動物は外敵から身を守るために体が弱っていることを隠す習性があるので、日々のお世話でちょっとした違いに気付いてあげることが大切になります。

最近食欲が落ちてきたな、いつもと様子が違うなと思ったら獣医師に相談してみてはいかがでしょうか?

 

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