リハビリテーション
リハビリテーション科のニューアイテム
こんにちはリハビリテーション科担当看護師の後藤です。
この度、リハビリテーション科にニューアイテムが導入されました。
従来も似たようなものはありましたが、古くなって壊れてしまったので新しくしました!!
こちらです。
一見なんの変哲もない三角コーンとバーですが、よくみていただくと三角コーンに穴が開いてます。
どんなことに使うんでしょうか?気になりますねー。
では実際にリハビリで通っていただいているファルコンちゃんに使ってもらいどういう風に使うのかをみなさんにもお見せいたします。
その1
バーを跨ぎ越える。
ゆっくりとバーを跨ぎ越えることで、跨ぐ方の足とその間支える方の足の筋肉や関節をより意識的に使わせることができます。
膝の手術をしたあとの痛みの経験や違和感から、十分に膝の曲げ伸ばしを行わないように歩いている犬や、神経の病気で足に十分な運動をすることが難しくなっている犬に有効です。
その2
バーをくぐる。
バーにぶつからないようにくぐり抜けることで、前足にしっかり体重を乗せる練習や、体幹の柔軟性の維持や背筋のトレーニングになります。
その3
三角コーンを目印にその周りをあるく。
ただ歩くのではなく、三角コーンの間をジグザグと縫うように歩くとバランス感覚や体重移動の練習になります。
またジグザグだけでなく、三角コーンの間を8の字で歩いたりと運動のバリエーションが豊富にできます。
今回新しい道具を導入しましたので、そのご紹介を含めたお話になりましたが、今後もそれぞれの患者さんの症状にあわせた運動を安全にそして的確にご提供できればと考えております。
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