ホーム>スタッフブログ>総合診療科>飲水量の変化
総合診療科

飲水量の変化

こんにちは。獣医師の上嶋です。

最近急に寒くなってきました。寒がりなワンちゃんやネコちゃんは、ご家族の布団にもぐってきたり、ストーブやコタツで暖を取る子も多いのではないでしょうか。

寒くなってくると、お水を飲む量が少なくなり、体が脱水気味になる子もいます。

特に、お年寄りのワンちゃん、ネコちゃんは、ご家族が意識的に水分を取らせてあげる必要があります。

お水の温度を少し温めてあげたり、食事がドライフードの場合は、ドライフードを少しふやかしてあげたり、ウェットフードと混ぜてあげることでも水分の補給になります。

逆に、最近、お水を飲む量や、尿の量が増えたと感じられる方はいらっしゃいませんか?

糖尿病や、ホルモンの病気、腎機能の低下などが原因となっている可能性があります。

病気が原因の場合、体の中の水分が、過剰に尿として外に出てしまうため、喉が渇いてお水を飲む量が増えます。

そのため、沢山飲むからといって、水分を制限してはいけません。

お水を飲む量や、尿の量に変化を感じた際には、病気が潜んでいる可能性がありますので、お気軽にスタッフにご相談ください。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.samec.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/135