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総合診療科

犬の避妊手術・胃固定手術

こんにちは。獣医師の勝山です。

先日、一歳になるスタッフの愛犬、ゴールデンレトリバーの里芋(りいも)ちゃんの避妊手術を行いました。同時に“胃固定術”を行いました。

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避妊手術はみなさんご存知かと思いますが、将来的に子宮や卵巣の病気を防いだり、望まない妊娠を防いだりする為に行います。

では、“胃固定術”は何の為に行うのでしょう?

実は、“胃捻転−胃拡張症候群”という病気を防ぐ為に行います。

胃捻転−胃拡張症候群とは...

急に胃がねじれて胃にガスがたまってしまうことで、命にかかわる怖い病気です。

どんな症状がでるかというと、

・食後に徐々にお腹がふくらんできた

・何回も吐こうとするけど何も吐く事ができない

・お腹が膨らんでぐったりしている

などです。

この病気の原因は不明とされていますが、大型犬で非常に多く、ごはんを一気に食べたり、ごはん直後の急激な運動をするとなりやすいといわれています。

治療には手術が必要ですが、残念ながら手術を行っても助けてあげられないケースもあります。

そのため当院では、この病気の予防として、大型犬の避妊手術や去勢手術などを行う際、胃固定術(胃がねじれないように胃と腹壁をくっつける手術)を行う事をお勧めしています。

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手術前の里芋ちゃん.すごくリラックスしてます.

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手術後の里芋ちゃん.まだ少しボーッとしてます.

胃固定術について興味がある方はお気軽にお尋ね下さい。

また、もしも上記のような胃捻転が疑われる症状がみられた場合にはすぐにご連絡下さい。

 

 

 

 

 

 

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